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3月の保護者運営委員会の役員の仕事。公設民営の学童保育(放課後児童クラブ)保護者が運営している会長や会計の負担。

学童保育の保護者運営委員会の役員の仕事。3月は何をする?

(2025.3.3)(2025.6.5更新)
学童保育の運営に悩んでいませんか?
学童保育(放課後児童クラブ)の保護者運営委員会(保護者会)の役員の方がすることについて記事にしています。4月から毎月ブログで書き続けて一年が経ちましたので今回はついに3月です!
保護者が運営に携わる中で会長や会計などの役員の方はどんなことをしているのかをまとめています。1年間書いてきたので気になる方はその他の月の記事も読んでいただければ幸いです。記事の最後に関連リンクを載せています。

学童保育の保護者運営委員会(保護者会)の役員が3月にすることとして以下のものがあります。年度末になるので書類関係がかなり沢山あります。加えて新年度の体制へスムースに移行するために、引継ぎや今年度事業として出来ることなども完了させておくことが望ましいです。

このあたりになろうかと思います。年度末なので総括の時期ですね。箇条書きにすると簡単ですが、ひとつひとつが結構大きいです。年度末は多くの方が忙しい時期になってくるので、手をつけれるところから早めに行うことが大切です。

役員の仕事として大きいものが決算書や予算執行状況の確認になります。大きな変更がなければ基本的には前年度同様の動きになってくると思います。施設の修繕や備品の購入などがあれば金額や内容などはしっかり確認しておいた方が良いです。

数年前のコロナ禍では前年踏襲というわけにもいかない時期があったり、コロナ対策の助成金等もありましたが、今は落ち着いて来てるかと思います。ただ当初予算との比較や次年度に向けての繰越額はしっかり把握しておく必要があります。市町村からの委託金は新年度になって契約が完了してから下りるので、しばらくは前年度の繰越額で運営を行う必要があるのでここはかなり要注意です。
繰越額が多すぎると総会等で質問などが出ることもありますが、会長や副会長、会計の方は事情をしっかり説明できるように決算書などは読み込んでおくことをおススメします。このあたりを現場の指導員(放課後児童支援員)の方や委託先に任せっきりにならないようにしておくことが大切です。

続いて新年度の委託契約手続きも大切な業務となります。基本的には当該市町村との委託契約手続きをすることになりますが、契約を締結するにあたって申請書類が結構あります。短時間で理解しようと思うとこれもなかなか大変です。まずは様式に従って前年同様に書類を提出することが必要かも知れません。
2月頃から委託契約手続きの書類の準備をすると気持ちが少しラクだと思います。運営をする上での必須事項なので、確実丁寧に対応することが大切です。わたしが初めて会長を引き受けた年は、そのあたりのことが分からず前任の方に聞きながらなんとか書類を作成していました。書類作成も役割を早めに決めて分担して取り組むことで負担が軽減出来ると思います。

新役員の方への引継ぎも3月になります。新旧役員の交代の時期になりますので、新役員になられる保護者の方で慣れている方がおられると良いですが、初めての場合はしっかりと時間をかけて引継ぎを行うことが必要となります。

1回伝えただけではなかなか理解できないことも多いはずです。公設民営の児童クラブですが保護者が実質的に運営に携わっているので【保護者運営委員会が運営をしている】ということをまず知ってもらう必要があります。そして役員の仕事を十分に理解してもらった上で、引継ぎを行わないと他人事と捉えて、運営が円滑に進みにくいこともあります・・・時間をかけてでも会長・会計等役員の仕事を引継ぐことが大切です。わたしが役員をしていた時は、学童保育(放課後児童クラブ)での1年間の活動実績を時系列でまとめたりして、まずは全体の流れを知ってもらうようにしていましたそうすることで保護者役員の方がどういったことをするのか概要が見えてきます。はじめて役員になられる方は不安が多いです。そんな方を出来るだけサポートできるように引継ぎをしていくことが大切です。

新年度に向けて総会の準備があります。例年は新年度になって4月中に総会を開催しています。総会では前年度の決算や今年度予算の説明を行います。学童保育(放課後児童クラブ)の年間事業計画や規約確認なども行っていきます。多くの保護者を前に説明する必要があるので内容をしっかり理解した上で、質問等の対応に困らないように準備することが大切です。日々の活動実績などについては、現場の先生(放課後児童支援員)の方が詳しいのでお任せしたら良いですが、予算書や決算書については事前によく目を通した上で、分からないことがあれば確認しておくことで、当日慌てず総会に臨むことができるはずです。



しっかり引継ぎをすることで円滑に新体制に移行することができます。学童保育(放課後児童クラブ)の保護者役員として運営は苦労が多いと思います。会長や会計の方は大変な労力と時間を使っていると思いますが、役員をされていない方にはなかなか分からないものです。そのため役員は1年で交代されるところが多く運営が安定しない学童保育も多いです。このように保護者が運営する学童保育は役員の方が大変なため、近年は保護者運営の学童保育は減少傾向であり、運営を民間委託したりサポートしてもらったりするところも増加しています。

会費の決め方が分からない、給料の計算、補助金の申請、予算が足りない、どう使ったらよいか分からない、などの他にも職員の待遇・求人の募集、長期休暇の過ごし方等、保護者役員の方の負担を少なくしながら、より良い運営となるようご提案いたします。運営の委託なども含めての課題や悩みがあれば、お気軽にお問合せフォームからご相談ください。お電話メール等でもお受けしています。

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