 
          【2025年最新】放課後児童クラブの利用児童数が過去最多に!全国動向を徹底解説
(2025.10.17更新)
学童保育(放課後児童クラブ)の実施状況が公表されています。数年前から子ども家庭庁は5月時点での速報値を掲載しています。
今回は2025.5.1現在の放課後児童クラブの利用児童数や待機児童数がまとめられていますので、見ていきたいと思います。
つやまキッズサポートでは学童保育(放課後児童クラブ)向けのオンライン運営相談や出前授業を行っています。特に保護者役員として運営に携わっている方は負担が大きかったり不明なことも多いかと思います。学童保育のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。
学童保育の運営で、
こんなお悩みはありませんか?
- 会費の決め方や運営費のやりくりが不安
- 職員の給与計算や補助金の申請が難しい
- 求人を出してもなかなか人が集まらない
- 夏休みなど長期休暇中の対応に困っている
- 保護者会の負担が重く、今後が心配…
つやまキッズサポートでは、学童保育の会長・会計などを務める保護者役員の方や、現場の支援員の方に向けて、運営支援・アドバイス・業務の一部委託などのサポートを行っています。役員の方の負担軽減と安定した運営に向けて課題を解決します!
\学童保育の運営について/
放課後児童クラブとは?
放課後児童クラブ(学童保育)は、保護者が昼間働いている家庭の小学生(1~6年生)が、放課後や長期休暇に安心して過ごせる場所として提供されている事業です。制度化されて以来、共働き世帯の増加に伴い、年々ニーズが高まっています。
全国の最新データ
(2025年度速報値)
こども家庭庁の放課後児童健全育成事業「放課後児童クラブの実施状況(2025年度・5月1日時点)」によると、以下の結果が示されました。

- 登録児童数:1,568,588人(前年比 48,636人増)
- 支援の単位数:39,148(前年比 1,026単位増)
- 待機児童数:17,013人(前年比 673人減)
登録児童数は過去最多を更新し、学童保育の必要性がますます高まっていることが分かります。一方で、待機児童数はやや減少したものの、依然として1万7千人以上が利用できていない状況です。
過去データとの比較
昨年度(2024年5月1日時点)の確報値と比べると、
- 登録児童数:1,519,952人 → 約4.9万人増
- 支援の単位数:38,122 → 1,026単位増
- 待機児童数:17,686人 → 673人減
利用希望者の増加に合わせて支援単位(受け入れグループ数)も増えていますが、それでも十分とは言えず、待機児童が全国で1万人以上発生している現実があります。それでも前年と比較すると待機児童数が減少しているのは、様々な対策の効果が出てきているのだと思います。



季節による変動にも注目
前年(2024年)のデータでは10月時点の待機児童数は約8,800人に減少していました。これは、年度途中で定員に空きが出るケースや、家庭の事情で利用を取りやめるケースがあるためです。
「年度初めは待機が多く、秋以降に減少する」という傾向も押さえておくと、利用を希望する保護者にとって参考になります。
夏休みが過ぎると学童保育(放課後児童クラブ)を利用しなくてもなんとか留守番などで過ごせると考えている家庭もありますので、待機児童数が減少する傾向にあります。
今後の課題
- 都市部での待機集中:東京都(3,375人)、埼玉県(1,682人)、千葉県(1,129人)などで待機が顕著。
- 施設と人材の不足:支援単位が増えても、指導員の確保や施設整備が追いついていない地域も多い。
- 地域差の解消:青森県や福井県のように待機ゼロの自治体もある一方で、都市部は依然として深刻。
都道府県別の待機児童数を一部抜粋(放課後児童健全育成事業の実施状況2025)したものを表にしています。東京都周辺は確かに多いですが、人口が多いので当然かも知れません。
| 都道府県名 | 待機児童数 | 
| 埼玉県 | 1,682 | 
| 千葉県 | 1,129 | 
| 東京都 | 3,375 | 
| 神奈川県 | 1,097 | 
| 岡山県 | 394 | 
| 広島県 | 184 | 
まとめ
2025度の速報値からは、放課後児童クラブの利用ニーズが依然として強く、全国で過去最多の登録児童数となったことが分かりました。
一方で、待機児童は減少傾向にあるものの都市部では深刻さが残っており、施設整備・人材確保が引き続き重要な課題です。
今後も国や自治体による支援拡充が求められると同時に、地域の工夫や新しい取り組みによって、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりが必要となるでしょう。


学童保育運営コンサルタント
保護者運営などでをされている学童保育役員の方に向けて運営サポートや出前授業派遣サービスを行っています。何か気になることがあればお気軽にご相談ください。
学童保育の運営で、
こんなお悩みはありませんか?
- 会費の決め方や運営費のやりくりが不安
- 職員の給与計算や補助金の申請が難しい
- 求人を出してもなかなか人が集まらない
- 夏休みなど長期休暇中の対応に困っている
- 保護者会の負担が重く、今後が心配…
つやまキッズサポートでは、学童保育の会長・会計などを務める保護者役員の方や、現場の支援員の方に向けて、運営支援・アドバイス・業務の一部委託などのサポートを行っています。役員の方の負担軽減と安定した運営に向けて課題を解決します!
\学童保育の運営について/
 
             
     
             
             
             
             
             
            
この記事へのコメントはありません。