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夏休み・春休みの学童保育(放課後児童クラブ)の朝何時から利用できる?小学生の子どもを預ける。

夏休み・春休みの学童保育は朝何時から利用できる?「放課後児童健全育成事業の実施状況」の調査結果より

(2024.3.19)(2025.6.10追記)
夏休みや春休みの学童保育は朝何時から利用できる?
長期休暇が近づいてくると保護者の方からそのような相談をうけることがあります。夏休みや春休みになると学童保育(放課後児童クラブ)は朝から開設することとなります。

こども家庭庁の「放課後児童健全育成事業の実施状況(2023.5.1現在)」の中で、「長期休暇の開所時刻」という調査結果があります。長期休暇とは夏休み・冬休み・春休みのことです。今回は夏休みなどの平日は何時から利用できるかという調査項目を表なども用いてまとめています。

夏休みや春休みの学童保育(放課後児童クラブ)は朝何時から利用できるかについて、こども家庭庁の調査結果によると以下のとおり。



調査結果を表にまとめたものがこちら

6:59以前20か所0.1%
7:00~7:599,221か所35.9%
8:00~8:5916,062か所62.6%
9:00~9:59290か所1.1%
10:00以降 69か所0.3%

一番多いのは8:00~8:59で62.6%になります。比率は一番高いですが、利用者側としてはもう少し早い時間から利用できるとありがたいという想いを伺うことが多々あります。小学校の登校時間より少し遅めであり、勤務先の始業時刻までの時間があまりないので忙しい時間帯でもあります。延長保育などの制度を用いて夕方の時間を遅くまで預かる施設もありますが、夏休みや春休みの長期休暇は朝の要望が多いのも事実です。利用料が別途かかったとしても8時より早い時間から預かってもらいたい方もおられます。

ただ現状として制度を変えていくのには時間がかかるのもあります。またそれ以上に職員等の人材不足からくる勤務シフトの問題もあります。民間の学童保育では進めやすいかも知れませんが公設公営や公設民営の学童保育(放課後児童クラブ)ではなかなか難しい課題でもあります。

学童保育の利用時間について、詳細な情報を掲載していませんが、過去の厚生労働省の(※2023年度からこども家庭庁へ移管)調査結果を見ると、この数年で開所時刻(利用開始時間)の7:00~7:59の比率が少しずつ上昇してきています。

恐らく保護者など利用者からの要望を聞きながら、変わってきているのだろうと推測しています。そして今後も可能な範囲で開設時刻を早める児童クラブが増えるのではないでしょうか。

個人的には日本社会全体として勤務時間が短くなってプライベートの時間などにゆとりが持てるようになると良いのにと感じています。学童保育(放課後児童クラブ)の送迎にも少し余裕を持てると良いですね。

会費の決め方、予算の使い方、放課後児童支援員の待遇・求人募集のかけ方、長期休暇の過ごし方等、保護者役員の方の負担を少なくしながら、より良い運営となるようご提案いたします。運営上の課題や悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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