
【水の実験】真夏の水道水を実際に測ってみたら32℃!?ホース通過後の水温は更に高温。
(2025.9.1更新)
真夏に蛇口をひねると「冷たい水」が出るはずなのに、手に触れるとまるでお湯のよう…。
誰しも一度は体験したことがある現象だと思います。
「でも、実際にどのくらいの温度なのか?」
そこで今回は、真夏の午後に水道水の温度を実際に測定してみました。
夏休みの小学生など子どもの自由研究の参考などにも良いかも知れません。
実験は簡単に出来るので興味があればお試しください。
つやまキッズサポートでは身の周りの水と生活をテーマに実験などをブログに載せています。
今回は真夏の水道水の水温に着目しています。
水道水は
こんなに熱くなる!
8月29日の午後13時に水温を計測しました。
結果は驚きの数値でした。




屋内蛇口の水道水 | 32℃ |
屋外ガーデンパン ホース通過後の水 | 41℃ |
ホース通過後 アルミベンチに置いた水 | 44℃ |
ホース通過後 少量の水を アルミベンチで数時間 | 51℃ |
水道水温は30℃くらいまでかと予想していましたが、予想を上回り32℃です。連日の暑さで慣れてきましたがぬるいですね。
外のガーデンパンにつないだホースの水については、ホースの長さは約20mですがその中で水が温められて更に水温が上昇しており41℃。
もはや水ではなくお湯ですね。お風呂のお湯を張る温度くらいです。
そしてその水をアルミベンチに置くと44℃。ここまでくると触ると熱い感じがありますね。
試しに水量を少なくして数時間経過をしたものを見てみると51℃です。アルミベンチ自体熱すぎて素手で触れないほどですが、ここまで水温が上昇しているとは驚きです。
\動画を見ればよく分かる!/
この自然のエネルギーを何かに使えると良いですけどね。









今回、水の実験をして思ったのが何℃まで水なのでしょう・・・?
水道の水温の32℃は水で良いのですが、ホース通過後の水が41℃だったのはお湯という感覚。水とお湯の明確な境界はないのかも知れませんが、35℃あたりを超えてくると水と言いにくいような気もします。
なぜ夏の水道水は
こんなに熱くなるのか?
水道水が温まる理由は、以下のように説明できます。
- 地中の浅い配管が外気温や日射の影響を受ける
- ホースや貯水タンク内で滞留 → 太陽により加熱
- アルミベンチなど金属に置くと熱伝導で一気に上昇
つまり、夏の水道水は「周囲の環境の熱を吸収しやすい状態」にあるんです。
自由研究や子どもの
実験にぴったり!
今回のような「水道水の温度変化」は、子どもの自由研究や科学学習にぴったりです。
- 時間帯ごとに水温を測定してグラフ化
- 容器の材質(プラスチック/金属/木)による
違いを比較 - 日なたと日陰での変化を観察
たった温度計ひとつで、楽しい実験と学びにつながります。
まとめ
- 真夏の水道水は30℃を超えることがある
- 配管やホース、環境の影響で「お湯のような水」に変わる
- 日常の不思議を観察することで、実験や教育に活用できる
暑い夏、身近な水を観察してみると「科学の教材」がすぐそこにあります。
東京都水道局のwebサイトには分かりやすく気温と水温の関係を掲載されています。
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