検証【軟水と硬水でご飯はどう変わる？】水を変えてお米を炊いてみると？美味しいのはどちら？

（2024.11.26）
軟水・硬水によるご飯の違い。
水を変えることで、お米の炊きあがりに
違いが出ると思いますか？
美味しいのはどちら？
今回は、軟水と硬水を使ってお米を炊きあがり、
その味や香り、食感の違いを詳しく
検証しました。
家庭でも簡単に試せる方法なので、
ぜひ参考にしてみてください！

学童保育（放課後児童クラブ）など
子ども向けの情報発信や、
身の周りの水に関する話題について
ブログ発信しています。
今回は軟水・硬水の違いについて。

軟水・硬水・ご飯の違い

水には硬度というものがあります。
これは水に溶け込んでいる、
カルシウムとマグネシウムの量によって
変わってきます。
溶け込んでいる量が少ないものが軟水。
溶け込んでいる量が多いものが硬水。
その水の違いでお米を炊いて
比較をしています。

軟水と硬水でお米がどう変わる？サントリー奥大山天然水と硬水エビアンの違い。美味しいのはどちら？

軟水：サントリー奥大山天然水

軟水として使うのは、
サントリー奥大山天然水。
硬度約20mg/l
鳥取県の奥大山で採取されている
ミネラルウォーター。
日本の水道水は基本的に軟水に分類されます。

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硬水：evian（エビアン）

硬水として使うのは
フランスのエビアン。
硬度304mg/l
スーパーや自動販売機で市販されており
目にすることも多いと思います。

軟水：炊飯後

炊飯器を開けるとお米の香りが上がってくる。
色もつややかで白い。
食べてみるとふっくらもっちり。甘味あり。
普段食べるご飯ではあるけれと、
噛みしめて食べると味わい深く美味しいです。

硬水：炊飯後

炊飯器を開けると香りはそこまで感じず。
まず気になったのは、
色が若干黄色がかっている。
これは軟水と比べるから感じる程度かも
知れませんが・・・
味は普通のご飯の味がします。
おいしくないかも知れない・・・
という先入観があったわけですが、
実際に食してみるとそこまでは感じません。
甘味は少なめで少し硬さを感じる程度です。

炒飯にしてみると・・・

軟水・硬水の特長からいうと、
硬水の方が良さそうな
気もしましたが、
そこまで違いは感じずです。
調味料等も使うので、
分かりにくかったのかも知れません。

まとめ

比較しながら味わうと味や色に違いを
感じます。
どちらかというと軟水で炊く方が
お米本来のの甘さや香りが感じられ、
おいしく感じます。
気にしていなければ、
そこまで大きな違いは感じていないかも
知れません。
更に硬度の高いもの使うと、
もっと差が大きく出るように思います。

その他にも「水と生活」というテーマで
水に関する記事や実験などを載せています。
子供向けの出前授業であったり、
大人の方向けに公民館講座や生涯学習として
講演を行ったりしています。
ご要望に合わせて対応させて頂きますので、
お気軽にご相談ください。