こども家庭庁の【こども未来戦略方針】について・・・異次元の少子化対策
(2023.9.14)
このたび第2次岸田再改造内閣が発足した。
こども政策担当相には加藤鮎子氏。
社会保障・子育て政策では歯止めがかからない少子化対策が、
最大の焦点となっている・・・
「異次元の少子化対策」という言葉をよく聞きます。
もう少し踏み込んでみると「こども未来戦略方針」というものがあります。
このたび、こども家庭庁のサイトに掲載されている
「こども未来戦略方針」(令和5年6月13日)を読んでみました。
ポイントとして・・・
・若者・子育て世代の所得を増やす
・3兆円半ばの規模の予算
・スピード感を持った政策
「若者・子育て世代の所得を増やして、支援などのサービスを充実させる」
というのが概要のようです。
30ページほどの内容の中で、少子化についても触れており、
これから6~7年がラストチャンス。
「2030年を超えると若者の人口は倍速で減少するため歯止めはかからない」
と書いています。
しっかり読んでみると明確に記述されていることが分かりました。
大きな流れは変わらないと思いますが、子育てしやすい社会にしていくことは
大切だと改めて思った次第です。
なお、この方針のまとめの部分には・・・
「今後、本戦略方針の具体化を進め、年末までに「戦略」を策定する。
となっていました。
現時点では「方針」ということのようです・・・
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