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学童保育職員不足、給与低く人材流出

学童保育職員不足。
読売新聞オンラインのニュース(2023.12.3)で取り上げられていましたが・・・
学童保育の職員が不足している。
給与が低くて人材流出が後を絶たないというのが現状である。

仕事の好き嫌いや適性の有無などとは別の話。
運営に携わる時にこの部分をいい加減に見積ってはいけないですね。
給与が低いというのは大変大きな課題だと考えています。
この業界を変革するためには必ず手を入れなければならない部分。

対応としては、委託金などの行政からの予算を大幅に上げることと、
利用者(保護者)からの月会費を大幅に上げること。
行政の委託金は勝手に事業所で検討できることではないですが・・・
「今の予算で運営できているから問題ない・・・」
というのは、その予算でなんとかやっている、ということだと推測します。
大抵の場合は職員の方が時間外のサービスや低賃金での雇用など、
やむを得ず対応していることが多いかと思います。

この津山市周辺での学童保育(放課後児童クラブ)の月会費は
7,000円~10,000円程度のところが多いかと思いますが、
これが「一般的な価格」という考えで、なんとなく決まっているように思います。
改めて職員の方の給与を見直しを前提に会費を検討しなければ、
職員不足の問題は改善されないはずです。

もしある日突然、職員が退職して学童保育が開設できなくなったら
利用している保護者や児童はどう対応するだろうか・・・

現在の月会費が安すぎる・・・
業界全体としてそのような認識が必要かも知れません。

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