学童保育(放課後児童クラブ)の職員(支援員)の人数について。放課後児童健全育成事業の実施状況より
(2023.12.22)
学童保育の実施状況について
厚生労働省の2022年度の調査を考察しています。
(※2023年度よりこども家庭庁へ移管)
今回は「支援員の数」
運営をする上でかなり重要な問題です。
状況によっては開設不可や閉鎖などにも拘るところ。
前回の配置職員数とは異なり、支援員は有資格者です。
実務経験を積んだり教諭や保育士免許所持の上で研修を受けて資格者となります。
有資格者の「支援員」がいなければ開設できないので、
学童保育の現場において「支援員」は必須です。
さて調査結果ですが・・・
今回も最も多い31人~40人の枠で支援員の数をみてみます。
0人:41(0.3%)
1人:2,904(24.7%)
2人:5,268(44.7%)
3人:2,404(20.4%)
4人:862(7.3%)
5人:297(2.5%)
2人が最多で44.7%。なるほど・・・
しかし個人的には2人は最低ラインだと思うので出来れば
3人は居たほうが良いと考えています。
1人で見る人数には限度もありますし、負担が大きい。
費用が掛かっても安全安心に保育を進める上では必要なこと。
雇用や社会保障も進めて働きやすい環境になってほしいですね。
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