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学童保育・岡山市の待機児童数が減少。2025年度。保護者運営。

【2025年最新】岡山市の学童保育、待機児童数が大幅減少!背景と今後の課題

(2025.8.17更新)
岡山市の学童保育で待機児童数が7年ぶりに減少!
学童保育(放課後児童クラブ)に関するブログ記事などを書いています。

共働き家庭が増える中で、放課後に子どもを安心して預けられる「学童保育」は欠かせない存在です。

近年は需要の急増により「入りたくても入れない」待機児童が大きな課題となってきました。しかし、2025年5月1日時点の最新情報によると、岡山市の学童保育における待機児童数は減少傾向にあると報道されています。これは多くの保護者にとって朗報といえるでしょう。


学童保育の運営での困りごと。保護者運営のコンサル・アドバイスなど。会長・会計の負担が大きく大変。


岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)の待機児童数は2025年5月1日時点で53人となっています。
前年同期236人と比較すると77.5%の大幅な減少になります。

また学年別では前年同期で3人だった3年生がゼロになり、低学年では解消しています。
高学年では4年生20人、5年生18人、6年生15人となっています。

岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)待機児童数が減少。2025年度。保護者運営の学童保育をサポート


学年待機児童数
1年生0人
2年生0人
3年生0人
4年生20人(前年比96人減)
5年生18人(前年比71人減)
6年生15人(前年比13人減)

岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)待機児童数が減少。2025年度。保護者運営の学童保育をサポート


年度待機児童数
2021年度147人
2022年度167人
2023年度193人
2024年度236人
2025年度53人


年度待機児童数
2021年度44人
2022年度20人
2023年度26人
2024年度3人
2025年度0人


岡山市ではこれまで、共働き世帯の増加に伴い学童保育の需要が急激に拡大してきました。放課後に子どもを安全に見守る場としての役割は大きく、特に低学年の児童を中心に利用希望者が集中。
一方で、学童保育(放課後児童クラブ)の施設数や放課後児童支援員の人材確保が追いつかず、年度初めには数百人規模の待機児童が発生する年もありました。


今回の報道で「待機児童が減った」とされる背景には、いくつかの市の取り組みが考えられます。

  • 新しい学童クラブの開設
  • 施設開設費や年間賃借料の補助
  • 支援員の確保と待遇改善

こうした施策の積み重ねが、待機児童減少に結びついているようです。

岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)待機児童数が減少。2025年度。保護者運営の学童保育をサポート


待機児童数は減ったとはいえ、すべての課題が解決されたわけではありません。

  • 地域によっては依然として「入所しにくい」学区が存在する
  • 夏休みなど長期休暇には、定員を超えるニーズが発生しやすい
  • 支援員の人材確保は引き続き難しい状況

「数が減った」という改善の一方で、サービスの質や持続可能な運営体制が次の焦点となっています。


今後も引き続き学童保育(放課後児童クラブ)の整備や人材確保を進める方針であり、2027年度には待機児童解消の予定となっています。保護者にとっては「早めの申請・情報収集」が入所のポイントとなります。
また、学童保育の「安全性」や「教育的な質」をどう確保するかが、市や運営団体にとって重要な課題になるでしょう。


2025年5月1日時点で、岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)における待機児童数が減少しているのは大きな前進です。子育て世帯にとって、安心して働ける環境づくりが一歩ずつ進んでいることは心強いニュースといえるでしょう。
一方で、地域差や支援員不足といった課題は依然として残されています。今後も「子どもが安心して過ごせる放課後の居場所づくり」に向けた取り組みが求められます。


学童保育の運営サポートや、子ども向けの出前授業のご相談を承っています。お気軽にご相談ください。

岡山市の学童保育(放課後児童クラブ)待機児童数が減少。2025年度。保護者運営の学童保育をサポート


学童保育の運営での困りごと。保護者運営のコンサル・アドバイスなど。会長・会計の負担が大きく大変。


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