実験【氷に塩をかけるとどうなる?】子どもの自由研究など楽しく遊んで学ぶ。冬に活躍!融雪剤や凍結防止剤などの成分。
(2024.12.12)
氷に塩をかけるとどうなる?
何もしないよりも早く氷が溶けます。
融解熱といって塩が溶ける時に周りの熱を
奪うことで早く氷が溶けていきます。
この記事では氷と塩を使った
簡単な実験を紹介します。
ここは水と生活というテーマで
身の周りの水に関することなどを
書いています。
こどもが楽しめたり学べることや
学童保育に関することなども
書いているつやまキッズサポートです。
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みるみる溶ける氷に塩!
今回は氷に塩をかけて溶ける速さを比較
しています。
寒くなり雪の降る地方では、
車を冬タイヤに変えたり、
フロントガラスが凍るので準備をしたり。
そんな季節になってきました。
道路には融雪剤(凍結防止剤)を撒いて
凍結防止対策が行われます。
というわけで今回はそのあたりに関連して、
氷に塩をかけて実験です。
実験の準備物
・氷(40g以上)
・塩(20g)←(適量:5g程度で十分)
・かき氷機
・容器2つ
実験の手順
1 かき氷機で氷を削り、
それぞれ20gずつ2つの容器に分ける
2 一方の容器に塩20gを加える
(実際は適量で良い)
3 10分毎に観察して、氷の溶ける速さを
比較する
実験結果と考察
やはり塩を入れた方が氷が早く溶ける!
塩が溶ける時に周りの熱を奪っているために
早く溶けていきます。
写真では分かりにくいですが、
恐らく20分程度で溶けているように思えます。
塩を入れ過ぎたせいで、氷が溶けた後も
溶け切らなかった塩が残っている様子。
今回の場合は5g程度で十分だったように思えます。
塩をいれていない方は・・・
60分程度でおよそ全体が溶けました。
随分と差が出てきたのが分かると思います。
実験される場合には、
塩の量にはご注意ください。
今回の実験では触れていませんが、
塩を入れることで凝固点降下というものも
同時に起きていると思います。
温度を測定してみても面白いかも知れませんね。
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