
市販の氷と家庭の氷を比べてみた!透明度や溶け方の違いとは?
(2025.8.21更新)
身の周りの水に関する実験や楽しく学べる内容をブログで発信しています。
今回は市販の氷をスーパーで買ってきて、自宅の冷凍庫で作った氷との違いを実験してみました。
つやまキッズサポートでは学童保育向けの運営サポートや各種出前授業などを行っています。
小学生の子どもの夏休みの自由研究のヒントにでもなれば幸いです。
1. 市販の氷と家庭の氷
夏になると冷たい飲み物に欠かせない氷。
家庭の冷凍庫で作る氷は白く濁っていますが、スーパーやコンビニで売られている市販の氷はとても透明でキラキラしています。
このたび初めて市販の氷を購入してみました!
この違い、実際に並べて比べてみると一目瞭然です。

1kgの氷をスーパーで購入。こちらは150円程度

透明氷!
手のひらにのせるとあまり氷っぽくない・・・
2. なぜ違いが出るのか?
その理由を解説
家庭の氷が白く濁るのは、水道水に含まれる空気や不純物が凍る際に中心に集まるためです。
一方、市販の氷はろ過された水を使用し、ゆっくり凍らせて空気を抜くことで透明に仕上がっています。
透明な氷は「不純物が少なく、空気も少ない」ことがポイントです。

3. 実際に溶け方の比較
同じグラスに市販の氷と家庭の氷を入れて溶ける時間を比較してみました。
それぞれ空のグラスに100gずつの氷を入れます。
部屋の気温は28℃

家庭の冷凍庫で作った氷と市販の氷で溶け方を比較してみます。

実験開始。

30分経過。同じようにどちらも溶けてます。

2時間経過。家庭の冷凍庫で作った氷は溶けていますが、市販の氷はまだ溶けていません。
写真では分かりにくいですが、まだ氷が残っています。(写真では見分けがつきませんね・・・汗)

2時間10分で市販の氷も溶けました。
なおAIが作成した氷残量の比較表では両者に結構差ができていましたが、実験をした感覚ではそこまでの差は感じていません。
(ややこしくなるので敢えて表は掲載していません。)
4. 味や使い心地の違い
市販の氷は溶けにくいため、ジュースやお酒の味を最後まで楽しめます。一方、家庭の氷は手軽に作れますが、飲み物の味が少し薄くなりやすいです。用途やシーンに合わせて使い分けると良いですね。
5. 市販の氷と
家庭の氷の特徴
比較項目 | 市販の氷 | 家庭の氷 |
---|---|---|
透明度 | 高い (透明) | 低い (白く濁る) |
溶けやすさ | 溶けにくい | 早く溶ける |
飲み物の 味への影響 | ほとんど 影響なし | 少し 薄くなる |
作りやすさ | 購入が 必要 | 手軽に 作れる |
見た目の 美しさ | 高い (クリア) | 普通 |
6. まとめ
普段なにげなく使っている氷にも、こんな違いがあるんですね。透明な氷は見た目にも美しく、溶けにくいので飲み物を最後まで楽しめます。家庭で作る氷は手軽で便利ですが、白く濁って溶けやすいという特徴があります。
水を入れて溶けるまでを比較してみると・・・
それぞれグラスに100mlの水を入れて約40gずつの氷を入れて実験をしています。

家庭の冷凍庫で作った氷は16分で溶けきったのに対して、市販の氷は20分で溶けました。やはり市販の氷の方が長持ちですね。
それ以上に透明の氷は見た目がいいです。同じ飲み物でも美味しそうに見えてきます。

ちなみにこの日(2025.8.21)の水道の水温は32℃。夏場としても高めだと思います。

氷を入れて冷やすことで7℃程度まで冷えています。

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