芸術
あい音 三好先生
対話型アート鑑賞&ワーク

対話型アート鑑賞&ワーク/1つの絵を5〜7人程度で鑑賞して、感じたことや発見したことを言葉にして発表していきます。
- 出前授業の内容はどのようなものですか?
- 1つの絵を5〜7人程度で鑑賞して、感じたことや発見したことを言葉にして発表していきます。最初はそれぞれが目の行きやすい場所を見て発言していきますが、他の人の言葉を聞くことで、また違った場所に目が行ったり、細部に渡ってしっかりと観るようになったり、逆に少し広い視点で見ることができたり、言葉を交わしていく中で観る場所や角度が変わっていきます。それに応じて、自分の感じ方も変化していきます。観る視点が変わることで、見え方が変わったり、感じ方が変わるということを知ることで、人の気持ちはどんどん変化するものであることを知り、また、モノの見方に正解も間違いもなく、自分の感じたままを言葉に出したり、相手の言葉に耳を傾けることで、自分とは違う感じ方があるということも認めることができるようになります。鑑賞が終わった後は、ピアノや楽器があれば絵画から感じた音を作ってみたり、無ければ絵を描いたり何か作るなど、実際に体を動かしたワークを行います。約1時間程度の授業になります。
- 子どもたちに何を伝えたいですか?
- 目の前に見えるものや起こる出来事の感じ方は人それぞれで、そこには間違いも正解もない。相手の言葉に耳を傾け、自分の心にも耳を傾けることで、相手のことも自分自身も素直に認められるようになって欲しい。
- ひとこと・・・
- 「あい音」について /「音楽は心と身体を育むための生きる源である」という考え方をもとに 「本物に触れる」「肌で聴く」「心を感じる」「体を学ぶ」など、子どもたちの感性を磨き、 想像力と創造力の豊かな感情を育んでいくための、たくさんの“あい”を届ける活動をしています。活動の多くに、楽器の王様である「ピアノ」をメインとした楽器を使用しています。